2008 March

Paris

 
 
サルコジ政権になって1年になろうとしているこの頃、フランス民間企業の賃上げ要求スト は続く。「働かない、稼がない、買わない」、というフランスから脱却しようというサルコジ大統領のスローガンはナカナカ実現せず・・・。「フランス企業の トップの報酬はヨーロッパでもトップクラスだけれど、平均給与はかなり下」という現実は友人を見ていると良くわかる。セーヌ側から我が家の前を通るデモは、地響きのように響いてくる。

 

Paris

   
 
 
久しぶりに友人のレストランに行く。ブッフ・ブルギニヨンがスペシャリテのこのレストラン、ワインのカーヴも充実。シャンパン、白、赤と説明して頂くのも面白い。

 

Paris

 
 
パリコレ、展示会と続き、アトリエの忙しさもいよいよ・・・。休日も夜も無く、アトリエにこもっている私。せめてものご褒美に、アシスタントとシャンパンを頂きつつ、しかし仕事はしっかり続行!

 

Paris

   
 
 
アシスタントのアパルトマンに遊びに行く。私はアンティークがあまり得意ではないのだけれど、蚤の市で買ったと言う年代もののゲランのフラコンやチェストもカワイイ!

 

Paris

 
 
ジャン・プルヴェや、シャルロット・ペリアンのコレクションで知られるギャラリー、パトリック・セガン氏の秘蔵っ子、F嬢の新しいお勤め先、ギャラリー・ド・フランスにランチに伺う。アメリカ人とは思えないアクセントのないフランス語と、魅力溢れるキャラクターで、新しい職場でもすっかり、主役。社長さんにギャラリーのコレクションもすべて見せていただく。

 

Paris

 
 
 
帰国を前にアトリエの改装などの手配でパリ中を車で走る、走る・・・。途中、世界的建築家、D.P氏のアトリエに伺う。いろいろな意味で大変尊敬しているけれど、シンプルで気取りのないお人柄にいつも感動する。今時の表現で言うと正に「オーダーが違う」という印象!3000平米の事務所にギャラリーが併設されている、という個人事務所のスケールを越えてた空間にも感動する。

 

Tokyo

   
 
 
diary index
帰国翌日、東京の暖かさに驚く!パリはまだ「極寒」だったのに・・・。ビーズ作家、臼田和美さんの出版記念パーティーにお招きいただく。主賓席で恐縮しきりだったけれど、祝辞が終わったらようやくリラックス。臼田さんの作品に集まる素敵な方々のお話を聞きながらのお食事も美味しい。どうか一冊でも多くの方々に読んでいただけますように!
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